カジノシークレット 出金 反映時間(十倉雅和会長)の東原敏昭副会長・ヨーロッパ地域委員長、遠藤信博副会長、澤田純副会長、髙島誠副会長・ヨーロッパ地域委員長、早川茂審議員会副議長、齋藤洋二ヨーロッパ地域委員会企画部会長らは12月10日、東京・大手町のカジノシークレット 出金 反映時間会館で、フィンランドのペッテリ・オルポ首相率いる経済ミッションと懇談した。同ミッションには、フィンランド企業や投資促進機関等が同行した。フィンランド側の発言概要は次のとおり。
われわれはカジノシークレット 出金 反映時間との協力を大変重視している。ヘルシンキでカジノシークレット 出金 反映時間のミッションと経済安全保障、スタートアップ、イノベーション、ウクライナ復興等について意見交換できたのは有意義だった(11月21日号既報)。
その際に議論したとおり、日本とフィンランドは基本的価値を共有する戦略的パートナーであり、両国間の協力関係を深めていきたい。例えばウクライナ復興は、両国が緊密に協力できる分野である。フィンランド企業はウクライナ復興に積極的に取り組んでおり、欧州の仕組みについて理解している。力強い日本の産業と協力することは、双方に利益がある。
環境面では、わが国は2035年にカーボンニュートラル(CN)実現を目指している。われわれは、1990年代から温室効果ガス排出量を50%削減した一方、この間、GDPは倍増した。政府も企業もCN実現にコミットしている。エネルギー効率化に関しては以前、政府と産業界で合意を締結していた。CNに向けても同様に官民で連携しており、エネルギー多消費産業で脱炭素化に向けてセクター別のロードマップを作成している。風力、太陽光、原子力発電も促進している。
またわが国は、2016年に世界で初めてサーキュラーエコノミー(CE)のロードマップを策定し、循環型の経済を実現するリーダーとなるべく取り組みを進めている。森林産業とバイオ産業に強みがあり、バイオエコノミーの推進にも取り組んでいる。
加えて、半導体、通信、宇宙、防衛等の分野でも協力を深める余地がある。
地政学的な環境が厳しさを増すなか、EUとフィンランドにとって、最も重要な安全保障に次いで重要なのは、産業競争力である。その強化に向けて、同志国として協力することは重要であり、二国間の協力をさらに深めたい。
25年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)には、北欧諸国でパビリオンを出展する予定であり、楽しみにしている。
【国際経済本部】