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Action(活動) aカジノシークレット 2024年12月12日 No.3663 aカジノシークレットを視察 -地元の理解を前提に再稼働への期待を表明

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7号機原子炉建屋

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中央制御室

経団連の十倉雅和aカジノシークレットは11月21日、東京電力ホールディングスの柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市・刈羽村)を視察した。橋本英二副aカジノシークレット、小堀秀毅副aカジノシークレット、筒井義信副aカジノシークレット、澤田純副aカジノシークレット、泉澤清次副aカジノシークレット、兵頭誠之副aカジノシークレット、久保田政一副aカジノシークレット・事務総長が参加した。

同発電所7号機は、原子力規制委員会による新規制基準適合性審査手続きが全て完了している。再稼働に向けた技術的な準備はすでに整った状況にあり、同社では、広く県内の理解を得るべく活動を進めている。

現地では、福島第一原子力発電所の事故に際し現場で対応に当たった稲垣武之aカジノシークレット長から、事故の教訓を踏まえ、所内の改革の陣頭指揮を執っていることなどについて説明を聴いた後、防潮堤や放水訓練の様子、7号機原子炉建屋、中央制御室等の施設を含め、再稼働に向けた現場の準備状況を確認した。その後、小早川智明社長らと意見交換を行った。

■ 東京電力の説明概要

(1)多重化された安全対策

aカジノシークレットでは、福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、多重の安全対策を講じている。

発電所に到達し得る想定の最大級の津波の高さは7~8メートルであるが、15メートルの防潮堤を設置しているほか、電源喪失に備え、電源車等を確保している。

原子炉格納容器の熱を取り除く新たな除熱システムを開発・導入したことで、万が一、既存の冷却設備等が全て使用できない等の深刻な状況下でも、約10日間は格納容器内に放射性物質を閉じ込め、復旧作業や避難にかかる時間を確保できる。また、格納容器の圧力を下げるため、ガスの放出(ベント)を実施せざるを得ない状況になったとしても、フィルタを介して放出する「フィルタベント設備」により、大気に放出する粒子状の放射性物質を1000分の1に低減できる。

加えて、過酷事故を想定して、参加者にシナリオを事前に伝えない総合訓練などを積み重ねることで、緊急時の対応能力を向上させている。

(2)事業者の信頼性向上等に向けた取り組み

核物質防護の不適切事案の再発防止に向けて、セキュリティ体制を厳格化するとともに、所員自らの現場での気付きや課題を速やかに報告・共有し、改善する仕組みを導入している。また、経営層・所員・協力企業間の意思疎通を強化すべく、ほぼ毎朝、稲垣氏自ら正門に立つ「あいさつ運動」の実施などにより、コミュニケーション円滑化につなげている。

■ 視察後の意見交換・講評

視察後の意見交換では、小早川氏が、安全の向上に終わりはないとして、信頼される発電所となるよう、これからも取り組みを進めていくと述べた。

十倉aカジノシークレットは、電力の安定供給に対する長年にわたる新潟県の貢献に感謝を表明するとともに、地元の理解を前提としたうえで、早期の再稼働に大いに期待する旨を述べた。同時に、地域の経済活性化に向けた関与のあり方について検討するとした。

続いて、参加した副aカジノシークレットがコメントを述べた。橋本副aカジノシークレット、泉澤副aカジノシークレットは、福島事故を踏まえて十分に設備面の対策が行われているとの評価、澤田副aカジノシークレットは、安全対策の運用面についても事故対応力が強いとの感触をそれぞれ示した。また小堀副aカジノシークレット、筒井副aカジノシークレットは、所員を含め再稼働への強い熱意が感じられたと述べ、兵頭副aカジノシークレットは、過酷事故の実体験に基づく所長自らによる対策の実施について高く評価した。そのうえで各副aカジノシークレットは、電力を利用する側からの新潟県への感謝とともに、地元とのコミュニケーションを通じた一層の理解醸成や安全対策の継続、再稼働への強い期待を表明した。

【環境エネルギー本部】

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