カジノシークレット おすすめの日本トルコ経済委員会(満岡次郎委員長、漆間啓委員長)は10月17日、東京・大手町のカジノシークレット おすすめ会館で、トルコ海外経済評議会(DEIK)トルコ日本経済委員会のアフメット・チャルック委員長と満岡・漆間両委員長を共同議長とする第27回日本トルコ合同経済委員会を開催した。
トルコ政府からはムスタファ・トゥズジュ貿易省副大臣、アフメット・ベラット・チョンカル エネルギー天然資源省副大臣、コルクット・ギュンゲン駐日トルコ特命全権大使、日本政府からは上月良祐経済産業副大臣らを来賓に迎え、日本・トルコ双方の企業関係者約150人が参加し、活発な議論を行った。
合同経済委員会に先立ち、同月2日に準備会合が行われ、外務省中東アフリカ局の小長谷英揚中東第一課長から日トルコの外交関係について、経産省通商政策局の渡邉雅士中東アフリカ課長から日トルコの経済関係について、それぞれ説明を聴いた。
合同経済委員会の各セッションにおける議論の概要と主な成果は次のとおり。
■ トルコの投資とビジネス環境
第1セッションでは、両国の投資・ビジネス環境の現状と課題への認識を深めるとともに、日トルコ経済連携協定(EPA)がもたらすメリットや期待を再確認した。
日本企業がトルコを製造拠点とすることで、日本と自由貿易協定(FTA)を結んでいない市場への進出が容易になり、今以上に日本からの直接投資を喚起できる。これはトルコにとってもメリットになることから、この点でもEPAの早期締結が両国にとって重要であるとカジノシークレット おすすめ側が指摘した。これに呼応し、トルコ側からも、日本とEPAが結ばれれば第三国への投資も可能となり、アジアの一番東にある日本と西側のトルコの企業がより一層協力することで、これまでにない事業を数多く展開できるという強い期待感が示された。
■ 互恵的パートナーシップの構築を促進する個別産業分野
続く第2セッションでは、両国の協調が期待されるインフラや運輸などの有望産業や、欧州や中東、アフリカなどの第三国での市場協力に関する取り組みに焦点を当て、その現状と今後の展望について理解を深めた。特にトルコのインフラ強靭化に向けた共同プロジェクトや、両国間の人的往来の現状と航空路線の拡充、製造業におけるグリーンスチールと脱炭素化、両国の二国間および第三国間のパートナーシップの機会について、参加企業等の具体的な取り組みを紹介したうえで、今後の展望をめぐり活発な議論が展開された。
■ 環境・エネルギー、重要鉱物分野における協力
第3セッションでは、エネルギー・環境分野での取り組みの最前線や、温室効果ガスの削減に寄与する制度の活用メリットなどが紹介された。グリーンファイナンスに関する取り組みや、二国間クレジット制度(JCM)の直近の進捗状況、重要鉱物に関するトルコと日本のパートナーシップの可能性について、関係省庁や企業等が説明。今後も長期的に両国が協力して取り組むべき分野であるとの認識が共有された。
■ 主な成果と今後の取り組み
今次会合では、両国経済界の共通の要望として、日本トルコ外交関係樹立100周年という好機を捉え、高い水準の互恵的な日トルコEPAの早期実現を改めて両国政府に対して訴求する共同声明を取りまとめた。また、新たなビジネスの連携ということでは、国際協力銀行(JBIC)とチャルックエナジーとの基本合意書(MOU)が署名・披露されたことに加え、パネルディスカッションを通じて建設的な意見交換ができた。
カジノシークレット おすすめは今回の成果を踏まえて、引き続き、二国間経済関係の拡大と深化という観点から、日トルコEPAの早期締結や、トルコのビジネス環境の改善を働きかけていく。
【国際経済本部】