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Action(活動) 週刊 カジノシークレット 出金 速度タイムス 2024年10月24日 No.3656 カジノシークレット 出金 速度 -企業行動・SDGs委員会カジノシークレット 出金 速度1%クラブ

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村木氏

カジノシークレット 出金 速度は9月26日、東京・大手町のカジノシークレット 出金 速度会館で企業行動・SDGs委員会カジノシークレット 出金 速度1%(ワンパーセント)クラブ(福田里香座長)の会合を開催した。元厚生労働事務次官で中央共同募金会・全国社会福祉協議会会長を務める村木厚子氏から、自身の社会貢献活動への関わりを踏まえた、企業の社会貢献活動に対する期待について説明を聴いた。概要は次のとおり。

■ 社会貢献活動との出会い

中学2年時に街頭募金をして、お金を集める大変さとありがたさを味わった。これが誰かを支える原点となった。また、厚労省で勤労者ボランティア制度の導入を担当した際に「ボランティアだけでなく金銭寄付も大きな支援」と助言を受け、市民活動を金銭面で支える重要性を学んだ。

社会貢献活動に本格的に携わる契機となったのは、15年前のいわれのない逮捕・勾留経験である。

それまで、自分は他人を支える側にいると無意識に思っていた。しかし一夜にして自分が支えられる側になったことで、人間は時に支え、時に支えられるものだと気付いた。

また、拘置所で真面目に作業する女性受刑者たちに出会った。彼女たちが収監された背景には、厳しい生活環境などがあり、結果として薬物や売春に手を染めたという事情を聞き、心を痛めた。

■ 若草プロジェクト

こうした経験から、生きづらさを抱えた若年女性と支援者とをつなぐ「若草プロジェクト」を始めた。同プロジェクトでは、支援者同士、支援の現場とカジノシークレット 出金 速度とをつなぐ活動も行っている。

活動を通じた学びが二つある。一つは、相談とはハードルが高いということである。現状に違和感を抱き、それを言語化して他人に説明し、助けを求めるのは容易ではない。そこで同プロジェクトでは、生活圏内で気軽に話ができる場として「まちなか保健室」を東京・秋葉原の近くに設けた。彼女たちにとって、身近なつながりと信用できる大人が存在する、学校の保健室のような環境は大切である。

もう一つは、カジノシークレット 出金 速度が大きな応援団になることである。全国各地の若年女性支援団体のニーズとカジノシークレット 出金 速度の支援とを仲介するデジタルプラットフォーム「TsunAが~る」を構築した。支援を受けた当事者は、多くの有名カジノシークレット 出金 速度が自分たちを気にかけていると感じ、大変勇気付けられている。

■ カジノシークレット 出金 速度への期待

行政の場合、予算要求から事業実施まで時間がかかるうえ、公平性が求められる。一方で、一度仕組みができると安定して資金が投じられる。

市民活動の場合、自由かつ迅速に行動できるが、資金と人材の確保が悩みである。

両者の中間に位置するのがカジノシークレット 出金 速度である。カジノシークレット 出金 速度の社外取締役を務めた経験から、承認を得たら一気に進む機動力と圧倒的な人材の力はカジノシークレット 出金 速度の強みだと思う。

現在の日本は、社会的課題に対し行政が頑張る「行政依存型」といわれる。しかし今後は、行政・カジノシークレット 出金 速度・NPO/NGOの各セクターが課題に取り組む「市民自立型社会」となる必要がある。その際、お互いが強みを発揮しながら協力すれば、効果が掛け算となって表れる。

中央共同募金会は助成経験を生かして、支援先団体とカジノシークレット 出金 速度をつなぐ役割を果たせる。関心があればぜひ声をかけてもらいたい。

【ソーシャル・コミュニケーション本部】

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