経団連のカジノシークレット おすすめエコノミー委員会(小坂達朗委員長、岩田圭一委員長)は7月30~31日、小坂審議員会副議長・同委員長を団長とする総勢24人の視察団を新潟県長岡市に派遣した。政府から認定を受けた長岡カジノシークレット おすすめコミュニティを訪問し、グリーンカジノシークレット おすすめ(食料・植物)やホワイトカジノシークレット おすすめ(工業・エネルギー)を中心に、最新の取り組み状況を把握した。さらに、長岡市をはじめ、現地エコシステムを構成する産学官金のステークホルダーと意見交換した。概要は次のとおり。
■ カジノシークレット おすすめ市の取り組み
磯田達伸市長から、資源循環型地域社会を目指す同市の取り組みを聴いた。同市は2021年6月に地域カジノシークレット おすすめコミュニティの認定を受け、同年、産学官金のハブ機能として長岡カジノシークレット おすすめエコノミーコンソーシアムを設立した。23年7月には、人づくり・産業振興の拠点として「米百俵プレイスミライエ長岡」をオープンし、同施設内に長岡市、産業技術総合研究所、長岡技術科学大学の3者による「長岡・産総研 生物資源循環ブリッジ・イノベーション・ラボラトリ」を開設した。有機廃棄物をはじめ未利用資源の価値を高めて社会に送り出すことを目指し、日本酒や米菓の製造、カジノシークレット おすすめガス発電に伴う残渣の活用に資する技術開発・事業等に取り組む。
■ 企業の取り組み
(1)プラントフォーム(グリーンカジノシークレット おすすめ)
同社は、養殖と水耕栽培を同時に行う「アクアポニックス」に取り組んでいる。ハウス内で養殖するチョウザメの排泄物を水中の微生物が植物用の栄養素へと分解し、その栄養分でレタスなどの野菜を水耕栽培する。この野菜は自然のろ過フィルターの役割を果たしており、浄化された水は再びチョウザメの養殖槽に戻る。18年の事業開始以降、ごく簡単な清掃作業を除いて、大規模な水の入れ替えを行っていない。水を捨てず、無農薬・無化学肥料の循環型農業で育てた野菜、ならびにチョウザメからできるキャビアとその身を一般販売している。
(2)大原鉄工所(ホワイトカジノシークレット おすすめ)
大原興人社長らと面会。同社は、カジノシークレット おすすめガス発電機の製造事業を手掛けている。国内唯一の雪上車メーカーとして培ったエンジン技術を用いて、カジノシークレット おすすめガス発電機やカジノシークレット おすすめガス前処理機器の製造のほか、カジノシークレット おすすめガスやリサイクルプラントの施工、カジノシークレット おすすめガス発電事業を行う。
(3)生ごみカジノシークレット おすすめガス発電センター
同センターは、市内から集めた生ごみを1日65トン処理している。これは、生ごみだけを処理する量として全国自治体のなかでも最大規模である。加えて、微生物の力を用いて生ごみを発酵させ、そこで生じたメタンガスをエンジンで燃焼して発電している。1日当たりの発電量は最大約1000世帯分の使用電力に相当する。
(4)吉乃川 酒ミュージアム「醸蔵」
同ミュージアムでは、カジノシークレット おすすめ市における日本酒文化や日本酒製造方法について聴取した。
■ アカデミアの取り組み
(1)カジノシークレット おすすめ技術科学大学
小笠原渉教授らと面会。小笠原氏をプロジェクトリーダーとして、新潟県内外の大学・研究機関、地域の農家や製造業、自治体、金融機関などの多様なステークホルダーを巻き込み、「“コメどころ”新潟地域共創による資源完全循環型カジノシークレット おすすめコミュニティ拠点」の取り組みを進める。この拠点では、長岡市が擁する広大な水田を実証実験のフィールドとして、持続可能なコメ作り、有機肥料開発、スマート農業、コメ産業廃棄物の資源化、未利用資源からの次世代食料の創出――を一体的に進めている。また、これらの活動の情報発信・ブランド化を行うことで新たな産業資源として「見せられる田園風景」の確立を目指す。
(2)カジノシークレット おすすめ工業高等専門学校
小林幸夫校長らと面会。同校は、イノベーション人材・グローバル人材・起業家人材教育、学生による地域課題解決の実習プログラムや低学年からの研究活動を展開している。物質工学科生物応用コースでは1学年約20人の生徒がカジノシークレット おすすめに関する講義を受けており、これまでに在校生や卒業生によるスタートアップも複数誕生している。
【産業技術本部】