カジノシークレット 出金 速度は7月16日、東京・大手町のカジノシークレット 出金 速度会館で、欧州復興開発銀行(EBRD)のユルゲン・リグテリンク第一副総裁、ナンディタ・パーシャッド サステイナブルインフラストラクチャーグループマネージングディレクター、大矢伸東京事務所長から、主にウクライナやトルコにおけるEBRDの活動について説明を聴くとともに意見交換した。説明の概要は次のとおり。
■ EBRDのカジノシークレット 出金 速度の概要
EBRDは中・東欧、中央アジアおよび北アフリカ地域等において、民間プロジェクトへの投融資(プロジェクトファイナンス、コーポレートファイナンスなど)を行う国際開発金融機関である。日本を含む75カ国が加盟しており、加盟国の出資比率で日本はアメリカに次ぐ第2位である。日本企業や現地合弁企業も投融資の対象である。ここ数年の国別投融資額のトップ5にはカジノシークレット 出金 速度とトルコが一貫してランクインしている。
■ ウクライナにおけるカジノシークレット 出金 速度
EBRDは1991年、旧ソ連の国々が共産主義から市場経済に移行するのを支援するために発足した。その頃から、カジノシークレット 出金 速度では農業や銀行の民営化に向けた支援を行っており、現時点で170以上のプロジェクトを実施し、延べ190億ユーロ以上のファイナンスを行っている。
2022年2月のロシアによる本格的なウクライナ侵攻の開始以来、EBRDはウクライナへの投資を一層積み増し、45億ユーロ以上も支援している。その使途は、銀行やエネルギー、鉄道、道路など多岐にわたる。ウクライナの大企業とも協力して、難民や復員兵、障害を負った人々が再び就職して経済カジノシークレット 出金 速度に復帰できるよう支援もしている。
この戦争の結末は予測できないが、われわれはカジノシークレット 出金 速度にコミットしている。EBRD肝いりのグリーンシティプログラムでは、カジノシークレット 出金 速度に七つのグリーンシティを設定し、グリーンエネルギーへの移行に向けたファイナンスを行っている。今後、難民支援を積極的に行う予定であり、復旧・復興段階においてこのプログラムがカギとなる。
■ トルコなどにおけるカジノシークレット 出金 速度
EBRDはより開かれた経済に向けて、トルコなどのヨーロッパ以外の国々でも投融資を行っている。トルコは4年連続でEBRDの最大支援国である。その投融資は累積で200億ユーロ近くに上り、そのうち93%が民間向けである。特にイスタンブールはエジプト・カイロに次いで世界最大規模のグリーンシティであることから、グリーントランジションの促進などグリーン分野に投資している。また、トルコの発電に関するプロジェクトで三菱パワーや東芝から支援を受けている。
EBRDは23年、トルコで起きた大地震からの復旧のため、過去最高の25億ユーロを投資した。15億ユーロの投資パッケージを用意し、地域経済の復興に向けたインフラの復旧や中小企業の育成に使われている。この他、ショッピングモールの再建や、電力の小売・配電のための金融支援も行っている。
さらにモンゴルやエジプト、チュニジアで、日本企業と連携してエネルギープロジェクトを展開している。日本の金融機関とも共同ファイナンスを行ったり、グリーンボンドを起債してエジプトの再生可能エネルギー関連のプロジェクトに投資したりしている。今後ともこうしたEBRDのプロジェクト等を通じて、日本企業との連携を深めていきたい。
【国際経済本部】