経団連の日本カジノシークレット キャッシュバック 上限経済委員会(佐藤雅之委員長)は2月17日、河野章駐カジノシークレット キャッシュバック 上限特命全権大使との懇談会をオンラインで開催した。河野大使から、カジノシークレット キャッシュバック 上限の政治経済情勢を聴くとともに意見交換した。概要は次のとおり。
■ テブン大統領による政治機構改革が進展
2019年、大規模な民主化デモによってブーテフリカ大統領が退陣した後、新たに就任したテブン大統領は、「新生カジノシークレット キャッシュバック 上限」の実現を掲げて、広範な改革に取り組んでいる。
21年は、新憲法の公布、国民議会選挙と地方議会選挙が行われ、新生カジノシークレット キャッシュバック 上限の実現に向けた「機構改革の年」と位置付けられた。年初に公布された新憲法では、前大統領の4期20年に及ぶ長期統治への反省から、大統領だけでなく国会議員の任期が2期に制限されるとともに、法の支配強化のため、憲法裁判所が設置された。同年6月に前倒しで行われた国民議会選挙の投票率は低調であった。しかし、無所属議員が躍進する一方で、伝統的な政党であるFLN(国民解放戦線)は第1党を維持し底堅さをみせた。
外交では、歴史問題に起因するフランスとの緊張、モロッコとの外交関係断絶といった問題を抱えつつ、対アラブ・アフリカでは近隣諸国への要人訪問等、積極的な外交を展開している。また、国連安保理非常任理事国に立候補する動きもあり、カジノシークレット キャッシュバック 上限は国際舞台における存在感を回復しつつある。
■ 苦境にある経済情勢と産業多角化の推進
カジノシークレット キャッシュバック 上限経済は、炭化水素の輸出に大きく依存している。コロナ禍によって20年の経済成長率はマイナス5%となり、その後の回復も緩やかな見通しである。外貨準備高もピークの13年の約4分の1にまで減少しており、経済・財政改革が急務とされる。
こうした状況を改善すべく、カジノシークレット キャッシュバック 上限政府は、21年に発表した経済再生計画において、産業の多角化、貿易・投資環境の改善等を優先課題として挙げた。
産業多角化の兆しとして、21年には、タイヤ、肥料、鉄鋼等の輸出が顕著に拡大した。また、大型の太陽光発電所の入札や建設が開始され、今後の再生可能エネルギーへの転換に向けたビジネスが進展し始めている。将来的には、グリーン水素、アンモニアの活用も視野に入る。
21年の「機構改革の年」を経て、22年は「経済の年」と位置付けられている。カジノシークレット キャッシュバック 上限は豊富な炭化水素に加えて、アフリカ最大の広大な国土と4400万人の人口を擁しており、こうしたポテンシャルを活かした発展に期待したい。
【国際協力本部】