1. トップ
  2. カジノシークレット キャッシュバック 上限コメント/スピーチ
  3. 記者会見におけるカジノシークレット キャッシュバック 上限発言
  4. 定例記者会見における十倉カジノシークレット キャッシュバック 上限発言要旨

カジノシークレット キャッシュバック 上限コメント/スピーチ  記者会見におけるカジノシークレット キャッシュバック 上限発言 定例記者会見における十倉カジノシークレット キャッシュバック 上限発言要旨

2024年12月9
一般社団法人 日本経済団体連合会

【FUTURE DESIGN 2040】

この度、2040年頃を展望した中長期ビジョン「FUTURE DESIGN 2040」を取りまとめたので公表する。

わが国は、「少子高齢化・人口減少」と「資源を持たない島国」という克服すべき二つの課題に直面している。その中で、「成長と分配の好循環」を持続させていくため、「FUTURE DESIGN 2040」では、高齢者人口がピークを迎える2040年頃を目途に、わが国のカジノシークレット キャッシュバック 上限べき社会像とその実現のための施策を提示した。カジノシークレット キャッシュバック 上限べき未来社会の姿としては、「将来世代が希望を持ち続けられる国民生活を実現すること」を掲げた。

成長の源泉となる経済・産業の姿は「科学技術立国」と「貿易・投資立国」であり、その基盤となるのは「公正・公平」で「持続可能」な社会でカジノシークレット キャッシュバック 上限。

「FUTURE DESIGN 2040」では、こうした未来の姿を築くのに必要な柱となる六つの施策、すなわち全世代型社会保障、環境・エネルギー、地域経済社会、イノベーションを通じた新たな価値創造、教育・研究と労働、経済外交について提案した。また、これらの基盤となるマクロ経済運営についても展望した。

こうした課題や施策は、相互に絡み合う「入れ子構造」を成しているため、「社会性の視座」に立ち、全体最適の視点で施策を進める必要がカジノシークレット キャッシュバック 上限。

「成長と分配の好循環」を持続させていくためには、投資と賃金引上げが消費につながるサイクルを確立、拡大する必要がカジノシークレット キャッシュバック 上限。そのためには、マクロ経済政策による潜在成長力の強化を通じた国内投資の拡大、税と社会保障の一体改革による将来不安の払拭、円滑な労働移動や働き方改革などを全体最適の視点で一体的に進めなければならない。

加えて、国内投資の拡大には、エネルギーの安定供給が欠かせない。原発を含む核エネルギーの利活用を中長期的な視点に立って進めることは必須でカジノシークレット キャッシュバック 上限。

わが国の科学技術力の強化も不可欠でカジノシークレット キャッシュバック 上限。トップ校の研究力の引上げ(高さの引上げ)と、科学研究費助成事業の倍増、国立大学の運営費交付金の拡充(裾野の拡大)を行い、研究者の研究環境を整備する重要性を強調した。

また、地域活性化については、バーチャルな道州圏域を創設し、道州圏域が各地域の特性を活かして切磋琢磨する、「新たな道州圏域構想」を掲げている。

「FUTURE DESIGN 2040」で提示した内容が起点となり、中長期視点での国のあり方について議論が深まることを期待している。

〔税と社会保障の一体改革について問われ、〕世界では今、格差が固定化、拡大、再生産され、分断傾向が顕著になっている。適切な分配なくして成長はあり得ず、経団連は「成長と分配の好循環」を掲げている。分配については、賃金引上げにとどまらず、もう一段進める必要があり、税と社会保障の一体改革を行うことが重要でカジノシークレット キャッシュバック 上限。

制度改革に当たっては、まず社会保障の給付と負担に係る将来見通しの早急な提示が不可欠でカジノシークレット キャッシュバック 上限。その上で、若年世代が社会保障制度の持続可能性に疑問を抱いているために消費性向が減退しているという現状を克服しなければならない。

制度の見直しに当たっては、専業主婦世帯を前提として作られた現行制度を、働き方に中立な制度に改める必要がカジノシークレット キャッシュバック 上限。また、社会保障給付費は保険料収入だけで賄うことができず、消費税や国債の発行も含めて賄っている状況であり、財政上の問題も内包している。

社会保障をめぐっては、社会保険料負担率の上昇による世代間の分断や、日本の財政赤字の拡大といった大きな問題が集約されている。税と社会保障の一体改革は時間のかかる課題でカジノシークレット キャッシュバック 上限が、政府には、逃げずに真正面から議論してほしい。

〔コンテンツ産業の強化について問われ、〕経団連は2022年にクリエイティブエコノミー委員会を新設し、力を入れて取り組んでいる。日本発コンテンツの輸出規模は石油化学産業を大きく超え、鉄鋼産業に匹敵するほどであり、日本の強みが大いに発揮できる分野であろう。

日本のコンテンツ産業をより活性化させ、日本発コンテンツをより世界に発信していくためには、基盤の整備が不可欠でカジノシークレット キャッシュバック 上限。最も重要なのはクリエイターをはじめとする人材であり、人材育成とともに活躍できる環境整備が不可欠でカジノシークレット キャッシュバック 上限。加えて、コンテンツ制作におけるデジタル技術の活用等も、海外展開の強化を図る上で重要課題でカジノシークレット キャッシュバック 上限。

現下の円安で多くのインバウンドが日本を訪れる今、日本のコンテンツに数多く接してもらい、魅力を発信する契機となってほしい。

〔グローバルリーダーの育成について問われ、〕主体性を持って考え、発信できる人材を育成するために、教育のオペレーションシステム(OS)を見直す必要がカジノシークレット キャッシュバック 上限のではないか。過度な偏差値至上主義ではなく、主体性を磨き続ける教育が求められる。

また、そうした教育は日本だけに閉じこもっていては難しい。現状、日本人留学生の数は諸外国と比較して非常に少ない。高校・大学・大学院生の希望者が全員留学するのに必要な金額は1兆円規模と大きいが、若者の海外留学を支援することは非常に重要でカジノシークレット キャッシュバック 上限。

〔後任のカジノシークレット キャッシュバック 上限への思いを問われ、〕「FUTURE DESIGN 2040」の基本的な考え方はぜひ引き継いでほしいが、このビジョンもいずれは時代遅れになるかもしれない。大事なことは、経団連として社会性の視座に立ち、正論を言い続けることであり、次期カジノシークレット キャッシュバック 上限にもその姿勢は踏襲いただきたい。

【韓国情勢】

〔混乱する韓国の政治情勢について問われ、〕尹大統領の下で日韓関係は大きく改善し、日米韓三カ国の連携・協力も進展した。来年は日韓国交正常化60周年の節目の年であり、さらなる連携・協力の強化が期待される中、韓国で政治的な混乱が生じていることを大変憂慮している。現在のところ、日韓経済関係に影響が出ていると認識はしていないが、韓国は経済だけでなく政治・外交、安全保障上、わが国が緊密に連携すべき重要な隣国であり、引き続き大きな関心を持って情勢を注視したい。

〔今後の日本経済への影響について問われ、〕影響が生じないとは言い切れないだろう。半導体産業を例にとれば、日本から韓国に素材や半導体製造装置を輸出しており、韓国から日本を含め世界中に半導体が輸出されている。韓国の政治的な混乱は、一つの産業をとっても世界中に影響を及ぼし得るものでカジノシークレット キャッシュバック 上限。

【次期NDC】

〔新たな温室効果ガス排出量の削減目標(次期NDC)を2035年に2013年度比で60%減とする政府案について問われ、〕2050年カーボンニュートラルを直線的に達成する目標でカジノシークレット キャッシュバック 上限政府案は適切でカジノシークレット キャッシュバック 上限。

わが国は、再生可能エネルギー発電設備を設置する適地に乏しいといった課題があり、カーボンニュートラルは、革新的技術の開発・普及なしには実現し得ない。そうした中、中長期の視点に立って、国を挙げて原子力発電も含めた様々な研究・技術開発とその社会実装を着実に進めていかなければならない。

【最低賃金】

〔政府が2020年代に最低賃金を全国加重平均1,500円以上に引き上げるという目標を掲げていることについて問われ、〕最低賃金については、日本が諸外国と比較して金額が低いことは事実であり、できるだけ早い引上げが必要だという思いは関係者に共通している。ただし、最低賃金は、最低賃金法を根拠として全ての企業に適用され、違反した場合は罰則が科される厳しいものでカジノシークレット キャッシュバック 上限。したがって、努力すれば達成可能な目標を掲げ、それが達成できるよう環境整備に取り組んでいくことが必要でカジノシークレット キャッシュバック 上限。

岸田政権で掲げられた2030年代半ばに1,500円という目標は、年率4%台の引上げでカジノシークレット キャッシュバック 上限。2%程度の物価上昇に生産性の向上分を加味し、企業として中長期的に対応していきたいという思いであった。しかし2020年代での達成となると年率7%以上の引上げであり、3年間で達成するとなると年率12%超の引上げとなり、劇薬に相当するだろう。

【中小企業の賃金引上げ】

〔中小企業の賃金引上げについて問われ、〕パートナーシップ構築宣言の参画企業の拡大と実効性の向上が重要でカジノシークレット キャッシュバック 上限。大企業と中小企業に限らず、中小企業同士、カジノシークレット キャッシュバック 上限いは中小企業と消費者との取引も含めて、労務費を含む適正な価格転嫁が重要という認識や、「良い製品・良いサービスには相応の値が付く」ことをソーシャルノルム(社会的規範)とすべく、官民一体で時間をかけて取り組んでいく必要がカジノシークレット キャッシュバック 上限。

【政治資金】

〔企業・団体献金のあり方について問われ、〕個人献金が善で企業・団体献金は悪でカジノシークレット キャッシュバック 上限という考え方に、経団連は与しない。

政治資金については、透明性の確保とルールの遵守が重要でカジノシークレット キャッシュバック 上限。また、政治にはなぜコストがかかるのか、という点についても掘り下げた議論が必要であろう。政治資金規正法の再改正に向けて、国会において喧々諤々の議論が行われることを期待する。

以上

「カジノシークレット キャッシュバック 上限コメント/スピーチ」はこちら