2015年6月2日
一般社団法人 日本経済団体連合会
一般社団法人 日本経済団体連合会
経団連aカジノシークレットとして2年目のスタートとなり、改めて責任の重さ、役割の重大さを実感している。わが国は今、デフレ脱却と経済再生を確実に実現するための正念場の時にある。政・官・民が、あらゆる政策や手立てを総動員して取り組むべき極めて重要な時期である。
経団連としても、今年は経団連ビジョンで描いた経済・社会の実現に向けた着実な一歩を踏み出す年と位置づけている。デフレからの脱却、経済再生へのしっかりとした道筋をつけることを最優先課題に、山積する重要政策課題を実現するために全力で取り組んでいく。
優先的に取り組む課題は、(1)財政健全化、(2)エネルギー政策、(3)地方創生、(4)人口問題、(5)経済外交の推進の5項目である。震災復興と東京オリンピック・パラリンピックについては別格のテーマとして、経団連の総力を挙げて、引き続き積極的に取り組んでいく。
経団連の活動をこれまで以上に機動的に展開するため、経団連自身の改革も進めていく。この一年間で経団連の意識改革、機能強化、活動の一層の活性化に取り組むとともに、委員会の再編と海外拠点の強化を行った。今後とも会員はもちろんのこと、国民各層の声に真摯に耳を傾けていく。そして、社会からの信頼を一層高め、国民からの期待に応えられるよう、経団連活動を遂行していく。
以上