2012年6月25日
一般社団法人 日本経済団体連合会
一般社団法人 日本経済団体連合会
【一体改革関連法案の採決】
最重要課題の一つである税と社会保障の一体改革の取り組みが、野田総理のリーダーシップと党派を超えた取り組みによってここまで進んだことを評価したい。(与党内で造反の動きがあることについては)昨年来、政府・与党において、着実に検討のステップが重ねられてきたものであり、与党議員はそれを踏まえて対応してほしい。
【TPP交渉】
メキシコ、カナダは参加を表明し、加盟交渉国の承認が得られた。日本が交渉参加の意思を表明しなかったのには様々な事情があろうが、あらゆる機会を捉え、早急に参加を表明してほしい。とりわけメキシコ、カナダが参加する12月のTPP交渉会合に間に合うことが必要である。(米国の承認には)交渉開始90日前までに米国議会に通知が必要ということを考えると、8月末までの表明が求められる。
以上