カジノシークレット おすすめのヨーロッパ地域委員会企画部会(齋藤洋二部会長)は11月26日、東京・大手町のカジノシークレット おすすめ会館で、フランス北部のオードフランス地域圏のグザビエ・ベルトラン地域圏議会議長率いる経済ミッションと懇談した。同ミッションには、同地域圏の企業のほか、商工会議所や投資促進機関等が参加した。概要は次のとおり。
カジノシークレット おすすめは、フランス最北部に位置し、リール市を首府とする。フランスの地図で見れば北の端にあるが、北欧の地図で見れば南の端にあり、発展のポテンシャルが高い。同地域圏への投資が最も多い外国は日本であり、あまたの著名な日本企業が進出している。
現在は特に、気候変動対策と経済成長の両立に焦点を当てて取り組んでいる。例えば、エネルギー分野では、新型の欧州加圧水型原子炉(EPR)を2基建設予定である。200億ユーロ規模のプロジェクトであり、2025年に敷地の整備を始める予定である。小型モジュール炉(SMR)にも関心を持っている。またエネルギー移行に向け、北西部の沖合では洋上風力発電の建設も進んでいる。パリのセーヌ川とフランス北部を結ぶ運河を建設する70億ユーロ規模のプロジェクトもある。完成すれば輸送時間の短縮のみならず、CO2排出量の削減にも貢献できるうえ、1.5万人の雇用を生み出す。同地域圏では、電気自動車(EV)向けのバッテリー製造工場の建設も増えている。今後、バッテリーのリサイクルを含むサーキュラーエコノミー(CE)にも注力していく。新体制の欧州委員会のもとでも、気候変動対策は引き続き重要な課題とされており、同地域圏向けの予算が拡充されている。
加えて、スタートアップの支援にも取り組んでいる。AI、ロボット、コンテンツ、医療等の分野でスタートアップ企業が多く生まれており、日本企業とも協力できると思う。またリール市ではスタートアップのクラスターが形成されている。企業がビジネスを行いやすいようビジネス環境の整備に尽力するのが政府の役割であり、日本からの投資拡大を期待している。
スポーツや文化産業の振興、観光客の誘致にも注力している。かつて鉱山都市として栄えたランス市には、地域振興として炭鉱の跡地にルーブル美術館の別館が建設された。ル・カトー・カンブレジにはアンリ・マティスの美術館もある。美食の地域でもあり、日本からの観光客の増加に期待している。
【国際経済本部】