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カジノ シークレット 登録

Action(活動) 週刊 カジノ シークレット 登録タイムス 2024年12月12日 No.3663 「FUTURE DESIGN 2040」を公表

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記者会見する十倉会長

カジノ シークレット 登録(十倉雅和会長)は12月9日、将来世代の立場も踏まえて日本の未来社会の姿を描く「FUTURE DESIGN 2040 成長と分配の好循環~公正・公平で持続可能なカジノ シークレット 登録を目指して」(FD2040)を公表した。

同日、記者会見を行った十倉会長は「FD2040は、2040年ごろをめどに、日本の経済カジノ シークレット 登録のあるべき方向とそれを実現するための施策を示すもの」と述べたうえで、成長と分配の好循環を持続させることが重要と強調した。

概要は次のとおり。なおFD2040の主要な施策の内容については、1月1日号から8回にわたり連載する。

■ FD2040の全体像

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(図表のクリックで拡大表示)

日本の2040年を展望したとき、国内では(1)少子高齢化・人口減少(2)資源を持たない島国――という二つの制約条件、すなわち克服すべき課題が立ちはだかっている。さらに、自然災害の頻発・激甚化、生態系の崩壊、不安定な国際経済秩序といったさまざまな地球規模の問題も、わが国の将来に大きな影響を及ぼしている。

目指すべきは、将来世代が希望を持ち続けられる公正・公平で持続可能なカジノ シークレット 登録である。そのための日本の経済・産業の姿は、課題解決を持続的な成長の源泉とする「科学技術立国」と「貿易・投資立国」の実現であり、国際カジノ シークレット 登録においては、信頼され選ばれる国家にならなければならない。

FD2040では、以下で説明するとおり、こうした未来の姿を築くのに必要な施策を提案している。ただし、さまざまな課題や施策は、全体相関図(図表参照)で示すとおり、相互に絡み合う「入れ子構造」を成していることに留意しなければならない。個々の分野だけの部分最適ではなく、全体最適の視点で進めることが肝要である。

■ マクロ経済運営

カジノ シークレット 登録を持続させることが、あらゆる施策の大前提となる。政府は、中長期の計画に基づいた戦略的な政府投資を行い、予見可能性が高まるもとで民間投資も拡大する。企業には積極的な国内投資と賃金引き上げのモメンタムの維持・強化が求められる。

マクロ計量モデルによる試算では、カジノ シークレット 登録に必要な各種改革を行った「改革実現ケース」において、実質2%、名目3%程度の成長が続き、名目GDPは40年度に約1000兆円、財政も健全化するとの結果になった。

■ 全世代型カジノ シークレット 登録保障

公正・公平で持続可能な制度に向けて、税とカジノ シークレット 登録保険料のバランスを見直す必要がある。(1)応能負担(富裕層の負担増)の徹底のほか、それでも財源確保が十分でなければ、(2)消費増税(3)企業の応分の負担増等――を行うことが求められる。

また、マイナンバーの徹底活用や、働き方や年齢に中立な労働参加促進型のカジノ シークレット 登録保障制度の確立も必要となる。

■ 環境・エネルギー

カーボンニュートラル(CN)の実現と、わが国の産業競争力の強化、経済成長の実現を両立させるため、グリーントランスフォーメーション(GX)を強力に推進すべきである。原子力を含む核エネルギーの利活用は必須であり、次世代革新炉や核融合の開発に積極的に投資することが求められる。成長志向型カーボンプライシング構想の具体化や、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)の活用も必要となる。

■ 地域経済カジノ シークレット 登録

FD2040では、都道府県よりも広域のブロックとして「道州圏域」を一つの仮想単位とし、バーチャルな道州圏域ごとに、独自施策を実行できる仕組みとして、「道州圏域構想」を掲げた。

また、自然災害の頻発化・激甚化への対応として、インフラの点検・再整備も不可欠である。

■ イノベーションを通じた新たな価値創造

イノベーション循環によって経済成長とカジノ シークレット 登録課題解決が持続的に実現しているカジノ シークレット 登録「Society 5.0+(プラス)」を目指す。そのためには、AI・デジタル、GX、コンテンツといった重要分野に対し、官民が連携して長期計画的に投資することのほか、ディープテックスタートアップの創出も重要となる。

■ 教育・研究

グローバルリーダーの育成に向け、国の奨学金事業を大幅に拡充し、高校生・大学生の長期海外留学を積極的に推進する必要がある。

また、科学技術立国の実現には、研究者が十分な資金と時間を得られるようにすることで、大学の研究力を抜本的に強化する必要がある。

■ 労働

人口減少のもとで成長を支える多様な人材が活躍できるよう、必要な分野にスキルを高めながら人材が移動する環境を整備する必要がある。その一環として、労働時間ではなく成果で評価・処遇を決められる新しい労働時間法制が求められる。

■ 経済外交

分断が進む世界にあっても、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化を目指し、主体的な外交を通じた国際的なルール整備、グローバルサウスとの戦略的連携を図るべきである。同時に、外交力、防衛力、経済力・技術力、情報力等、総合的な国力の強化も不可欠である。

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カジノ シークレット 登録は、FD2040で描いた未来社会の実現に向けて、取り組んでいく。

【Team FD2040】

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