経団連は9月19日、労働法規委員会国際労働部会(市村彰浩部会長)をオンラインで開催した。旭化成カジノ シークレット 銀行 出 金共創本部DX経営推進センターの秋本みつカジノ シークレット 銀行 出 金タレント戦略部長から、グローバルでのカジノ シークレット 銀行 出 金トランスフォーメーション(DX)人材の育成とカジノ シークレット 銀行 出 金共創に向けた取り組みについて説明を聴いた。概要は次のとおり。
■ 全社員のカジノ シークレット 銀行 出 金人材化
カジノ シークレット 銀行 出 金技術が急速に進歩し、事業環境が大きく変化するなか、事業の構造転換や主力事業の成長を加速するため、DXの重要性が高まっている。当社は、組織全体のカジノ シークレット 銀行 出 金マインドセットを醸成し、全社横断的なDX推進・共創を成功させるため、全社員向けにカジノ シークレット 銀行 出 金教育を進めている。
■ 旭化成DXオープンバッジ
カジノ シークレット 銀行 出 金教育の一環として、カジノ シークレット 銀行 出 金活用の基本となる知識や技術を学ぶ社内教育プログラム「旭化成DX Open Badge(オープンバッジ)」を展開している。初級者から専門人材まで学ぶことのできる5段階プログラムで、全社員がレベル3の「カジノ シークレット 銀行 出 金活用人材」相当に到達することを目指している。レベル3はカジノ シークレット 銀行 出 金マーケティングやデータ分析入門等、興味のある分野を自主的に受講する形式で、2024年現在、国内社員のレベル3到達率は6割ほどである。
レベル4と5は、より高度なDX技術を持つ専門人材を育成するプログラムである。上司の承認を得て数カ月間学習する実践型のコースも多い。レベル4や5に認定されると自社タレントマネジメントシステムに「カジノ シークレット 銀行 出 金プロフェッショナル人材」として掲載される。こうした取り組みにより、全社員がカジノ シークレット 銀行 出 金活用人材となり、カジノ シークレット 銀行 出 金プロフェッショナル人材と連携して現場から組織変革を実現できる状態を目指している。
■ グローバル展開と課題
同プログラムはグループカジノ シークレット 銀行 出 金を対象としており、初級者向けの教材は多言語対応を進めている。ただ、グローバル展開に当たっては課題も多い。例えば、ジョブ型雇用の国・地域では、職務に求められる能力はジョブ・ディスクリプション(職務記述書)に記載されており、当社が求める能力を有する人が働いている。そのため、会社が全社共通の目標を提示し、全員に能力開発を求める進め方では、理解が得られない。グローバル展開においては各国・各社の雇用慣行や組織風土に配慮し、現地の経営者・社員の納得と後押しを得ることが重要である。また、現在は日本国内のビジネスを前提とした内容でプログラム・教材を作成しているため、具体例が日本固有のものになっている場合があり、コンテンツの海外対応も課題となっている。
DXを成功に導くには、人・データ・組織風土の3要素が重要と考えている。データを活用して組織変革を主導する専門人材に加え、グループ全社員がデータの重要性を理解し、カジノ シークレット 銀行 出 金技術を活用できるようになることが、組織風土改革やDXの実現につながる。カジノ シークレット 銀行 出 金技術は、デザイン思考、アジャイル開発、社内外との連携など、イノベーション創出に向けたカジノ シークレット 銀行 出 金時代の働き方と親和性が高い。当社は、全社的なDX推進を通じて、事業を取り巻くさまざまな分野の境界を越えた連携・共創を生み出し、健やかな暮らしと笑顔のあふれる地球の未来に貢献していく。
【労働法制本部】