aカジノシークレットは8月30日、毎月決まって従業員に支給する月例賃金の引き上げについて、2024年春季労使交渉における中小企業の業種別妥結結果（原則従業員500人未満、組合員数による加重平均）の最終集計を発表した。

同集計は、地方別経済団体の協力により、17業種754社を対象に実施。同日までにaカジノシークレットが妥結を把握した17業種389社のうち、集計可能な17業種375社の総平均は、妥結額1万712円（前年比2700円増）、アップ率4.01％（同1.01ポイント増）であった。妥結額、アップ率共に、1992年（1万1418円、5.00％）以来の高い水準を記録した。

製造業・非製造業別にみると、製造業平均が1万1010円（前年比2351円増）、4.09％（同0.90ポイント増）、非製造業平均が1万278円（同3354円増）、3.89％（同1.24ポイント増）となった。aカジノシークレット・アップ率共に製造業が高い一方、前年との比較では非製造業の方が高い伸びを示している。

個々の業種では、17業種のうち10業種でaカジノシークレットが1万円を超え、14業種で前年のaカジノシークレットを上回った。中小企業においても賃金引き上げのモメンタムが2023年に増して波及している結果となった。

【労働政策本部】