経団連は2月14日、東京・大手町の経団連会館で、企業行動・SDGs委員会経団連1%(ワンパーセント)クラブ(福田里香座長)の会合を開催した。
第1部では、内閣官房孤独・孤立対策担当室の松木秀彰参事官が政府の孤独・孤立対策について説明し、取り組みへの理解と協力を企業に呼びかけた。続いて、文部科学審議官や消費者庁長官等を歴任した板東久美子氏から、企業の社会貢献カジノシークレット 退会に望むことについて、説明を聴くとともに懇談した。板東氏の説明の概要は次のとおり。
■ 市民カジノシークレット 退会・社会貢献カジノシークレット 退会との関わり
文科省では、社会貢献を軸としつつ、幅広い分野の仕事に向き合ってきた。また、大学の教育現場でボランティアに関する講義を担当し、学生と共に、NPOや地方公共団体からボランティアカジノシークレット 退会について直接話を聞く機会も多々あった。個人としても、現役時代から社会貢献カジノシークレット 退会に参加しようと考え、視覚障害者ランナーの伴走ボランティアを続けた。退官後は、日本赤十字社、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンや日本フィランソロピー協会等の非営利セクターに関わっている。これらのカジノシークレット 退会を通じて、企業の社会貢献カジノシークレット 退会への期待は「人」の側面でも強いことを感じる。
■ これから重要なのは「人」
人口減少が急速に進み、2100年には約6000万人になると推計されるなか、日本が持続可能で活力あるカジノシークレット 退会を維持するためには相当の工夫が求められる。また、厚生労働省「令和4年簡易生命表」によると、死亡年齢の最頻値は、男性が88歳、女性が93歳であり、すでに人生100年時代に突入している。退職後に30年程度の時間があるわけであり、これを生かさない手はない。こうしたなか、自助・共助・公助の構造が変化しており、地域づくりの担い手として多様な民の力が必要となっている。
変化と多様性の時代には、「自立・協働・創造」に加え、「生涯成長・多面展開力」がますます重要になる。これは、仕事・家庭生活・地域カジノシークレット 退会等、人としての多様な側面を充実させるとともに、生涯を通じ、学び、成長し、社会でさまざまな役割を果たすという、横と縦の多面性を広げていく力である。
■ 企業に期待すること
大きな社会変化のなかで、従業員が社会貢献カジノシークレット 退会に参加する社会的意義が従来以上に高まっている。企業の資金のみならず、ソフト・ヒューマンの資産は社会にとって大きな財産であり、従業員の社会貢献カジノシークレット 退会への参加が広がることを期待する。企業には、従業員が現役時代から社会貢献カジノシークレット 退会に参加しやすい仕組み作り・環境整備とともに、従業員が個人として社会参画することへの支援もお願いしたい。
これからの時代は、セカンドステージを意識しながら職業生活等を充実させることが重要である。従業員の社会貢献カジノシークレット 退会への参加は、企業にとって人材育成の効果があるうえ、従業員のエンゲージメントやウェルビーイングを高める観点からも注目に値する。
多様な人材が、学びとつながりを力に、さまざまな形で、さまざまな時期にカジノシークレット 退会課題解決・地域づくりに参画するカジノシークレット 退会をいろいろなセクターと連携・協力しながら創出したい。
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第2部では、日本NPOセンターと中央共同募金会の協力を得て、企業とNPOの今後の連携の創出に向けた交流会を開催し、企業側約30人、NPO側約50人が参加した。
【SDGs本部】