経団連は9月27日、金融・資本市場委員会ESG情報開示国際戦略タスクフォースをオンラインで開催した。国際監査・保証カジノシークレット 出金遅い審議会(IAASB)ボードメンバーの甲斐幸子氏から、8月に公表された公開草案「国際サステナビリティ保証カジノシークレット 出金遅い(ISSA 5000)『サステナビリティ保証業務の一般的要求事項』」の概要について、説明を聴くとともに意見交換した。概要は次のとおり。
■ カジノシークレット 出金遅いが公表された背景
サステナビリティ情報については、その重要性から、開示カジノシークレット 出金遅いだけでなく保証カジノシークレット 出金遅いにおいても、世界中で使用される共通ルール(グローバル・ベースライン)の迅速な開発を求める声が高まっている。こうした状況のなか、IAASBは保証カジノシークレット 出金遅いを「短期プロジェクト」と「長期プロジェクト」に分けて開発する方針を定め、まずはサステナビリティ情報の包括的な保証カジノシークレット 出金遅いとしてISSA 5000を開発し、続いてISSA 5000にひも付く個別のカジノシークレット 出金遅いを開発することとした。
■ カジノシークレット 出金遅いの特徴
(1)迅速性を重視したカジノシークレット 出金遅い開発
ISSA 5000の開発にあたっては、迅速性を確保するため、既存のカジノシークレット 出金遅いである「監査及びレビュー業務以外の保証業務(ISAE 3000)」や「温室効果ガス報告に対する保証業務(ISAE 3410)」等を活用した。また、財務諸表監査のカジノシークレット 出金遅いである「国際監査カジノシークレット 出金遅い(ISA)」についても、サステナビリティ保証に適合するよう適宜修正のうえ、ISSA 5000に盛り込んだ。さらに、サステナビリティ保証カジノシークレット 出金遅いの観点から追加すべき要素については、六つの優先事項、すなわち、(1)保証水準(限定的保証か合理的保証か)(2)報告規準の適合性(3)保証業務の範囲(4)保証業務における証拠(5)内部統制(6)保証業務提供者が適用する重要性――を定めて詳細な検討を行い、ISSA 5000に具体的な項目として追加することとした。
(2)グローバル・ベースライン
グローバル・ベースラインとなるサステナビリティ保証カジノシークレット 出金遅いがなければ、各法域において、統一性のない保証カジノシークレット 出金遅いが乱立することとなり、実務も統一性を失う。IAASBは、ISSA 5000をグローバル・ベースラインとすべく、(1)保証水準(限定的保証か合理的保証か)(2)適用する報告カジノシークレット 出金遅い(国際サステナビリティカジノシークレット 出金遅い審議会〈ISSB〉や企業サステナビリティ報告指令〈CSRD〉など)(3)報告メカニズム(統合報告書やアニュアルレポートなど)(4)地域・国の固有性(5)保証業務提供者の特性(会計士か非会計士か)――などによらず幅広く適用できるカジノシークレット 出金遅いとして取りまとめた。
IAASBは、ISSA 5000の公開草案のコメントを12月1日に締め切った後、あらゆるステークホルダー(保証業務提供者、情報作成者、投資家、カジノシークレット 出金遅い設定主体、規制当局等)とも適宜適切に連携しながら、2024年内の最終化を目指す。
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意見交換では、同公開草案に関連して、国・地域の固有性に関する取り扱い、ISSA 5000と今後開発が予定される個別カジノシークレット 出金遅いとの関係性等に関して意見およびコメントがあった。
【経済基盤本部】