2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開幕まで3年となったことを受けて、2025年日本国際博覧会協会(博覧会協会、十倉雅和会長)は、全国的な周知とさらなる機運醸成を図るため、4月18日、都内で「2025年大阪・関西万博3年前イベント」を開催しました。
冒頭、十倉会長があいさつし、「3月にドバイ万博を訪問して、現地の盛り上がりを目の当たりにし、わが国としても世界に誇る万博を開催したいという思いを強くした。3年前を迎えるにあたり、『Join2025』というメッセージを発信し、プロデューサーの皆さまをはじめ多くの方々と一緒になって大阪・関西万博を盛り上げていきたい」と意気込みを述べました。
続いて、若宮健嗣国際博覧会担当大臣が登壇し、「魅力あふれる大阪・関西万博となるよう、国民の皆さまと共に取り組んでいきたい。ぜひ期待していてほしい」と発言しました。
その後、大阪・関西万博の中核事業の一つである、「いのち」を起点とした八つのテーマを具体化する「いのちの輝きプロジェクト」について、それぞれのテーマ事業を担当するプロデューサーが登壇し、おのおのが手がける「シグネチャーパビリオン」の構想を発表。スクリーン越しに初めて出会う2人が対話する「対話シアター」の構想や、食べ方や生き方に対する新たな気付きを与えることを目指す「スーパーマーケット」をモチーフとした企画などを紹介しました。
各テーマと担当のプロデューサーは以下のとおり(敬称略)。
- 「いのちを知る」福岡伸一(生物学者、青山学院大学教授)
- 「いのちを育む」河森正治(アニメーション監督、メカニックデザイナー)
- 「いのちを守る」河瀬直美(映画監督)
- 「いのちをつむぐ」小山薫堂(放送作家、脚本家)
- 「いのちを拡げる」石黒浩(大阪大学教授、ATR石黒浩特別研究所客員所長)
- 「いのちを高める」中島さち子(音楽家、数学研究者、STEAM教育家)
- 「いのちを磨く」落合陽一(メディアアーティスト)
- 「いのちを響き合わせる」宮田裕章(慶應義塾大学教授)
博覧会協会は、今後、さらなる機運醸成に向けて、参画企業の発表をはじめとする大阪・関西万博にかかわるさまざまなトピックを発信します。経団連としてもこうしたトピックの積極的な周知に努め、博覧会協会の活動を後押ししてまいります。
【総務本部】