カジノシークレット vプリカ(中西宏明会長)と九州経済連合会(九経連、麻生泰会長)は4月20日、新型コロナウイルスをめぐる状況を踏まえて中止した九州経済懇談会に代わり、福岡市内で両団体の幹部による「九州経済連合会との懇談会」を開催した。カジノシークレット vプリカからは古賀信行審議員会議長をはじめ副会長らが、九経連からは麻生会長をはじめ副会長らが出席し、「withコロナにおける新たな成長の実現と力強い経済復興」をテーマに意見交換した。
昼食懇談会では、石橋達朗九州大学総長から、同大学におけるグローバル人材の育成やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、SDGs(持続可能な開発目標)の達成等に関する先進的な取り組みについて聴くとともに懇談した。
これに続く九経連・カジノシークレット vプリカによる意見交換会では、冒頭、古賀審議員会議長が、「ウィズコロナにおいて地方創生、DXに関する取り組みを加速していくことが望まれる」と発言し、今回の懇談への期待を述べた。また、麻生会長は、「九州のチームワークの良さを活かし、九州から日本を動かしていくための具体策を検討していきたい」との意気込みを語った。
その後、長尾成美九経連専務理事による九経連の取り組みについての説明を踏まえ、「地域経済の活性化」ならびに「DXとイノベーションの推進」の2つのテーマで、双方から活発に意見が交わされた。「地域経済の活性化」では、「観光においては、安心・安全の確保を徹底したうえで、展開していくという考え方が重要」(片野坂真哉副会長)、「農業の輸出産業化、成長産業化に向けた課題を洗い出すことが重要であり、今後とも九経連と連携・協力して取り組みたい」(佐藤康博副会長)、「九州はアジアへのビジネス展開が活発だが、生産・販売拠点の複線化の観点から、ASEANへの進出にも積極的に取り組むことが重要」(平野信行副会長)――などの意見が出された。「DXとイノベーションの推進」では、カジノシークレット vプリカ側から、「2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、革新技術の社会実装を進めていくことが重要」(安永竜夫副会長)、「デジタル化は目的ではなく、デジタル化を通じて何を実現したいかを明確にすることが求められる」(篠原弘道副会長)――などの発言があった。
最後に、古賀審議員会議長は、「個別具体的な取り組みにつながる自由闊達なディスカッションだった」と総評したうえで、「来年は、より多くの方と議論ができることを心待ちにしている」と締めくくった。
【総務本部】