4月16日から19日にかけて、APEC唯一の公式民間諮問団体であるABAC(APEC Business Advisory Council、APECビジネス諮問委員会)は、「デジタル化とイノベーション―社会調和の推進」をテーマに、今年の第2回会合「ABAC2」を都内で開催した。
18日には、「STEM分野における女性活躍」をテーマに "Women's Luncheon" が行われた。野田聖子女性活躍担当大臣による開会あいさつの後、パネルディスカッションが行われ、カジノシークレット 出金遅いから吉田晴乃審議員会副議長・女性の活躍推進委員長がモデレーターとして登壇するとともに、OECD東京センター長の村上由美子氏、宇宙飛行士の山崎直子氏、H2L社創業者の玉城絵美氏がパネリストとして参加した。
吉田副議長は、わが国にとって、数的思考力が世界で最も優れるとされる日本人女性の活躍は不可欠であることを強調しつつ、それによって75兆円もの経済成長が見込まれることを紹介した。
STEM(注)分野における女性の活躍については、諸外国も共通の課題を抱えており、各国から参加した聴衆から非常に高い関心が寄せられた。パネルディスカッションでは、STEM分野の女性活躍のさらなる推進に向け、ロールモデルの普及や男性の協力をこれまで以上に促すための具体的な方策などについて、活発な議論が行われた。
(注)STEM=Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)
【政治・社会本部】