トランプ政権のもとで各州カジノシークレット 出金遅いの役割が一層注目されるなか、2月24日に全米カジノシークレット 出金遅い協会の冬季会合がワシントンDCのホテルで開かれた。同協会は、1908年に設立された全米カジノシークレット 出金遅い会議が起源といわれ、今年が110周年になる。
議長を務めるブライアン・サンドバル・ネバダ州カジノシークレット 出金遅いは開会あいさつのなかで、新たにカジノシークレット 出金遅いに当選し協会メンバーとなったフィル・マーフィー・ニュージャージー州カジノシークレット 出金遅いとラルフ・ノーザム・バージニア州カジノシークレット 出金遅いを紹介した後、マルコム・ターンブル豪州首相を筆頭とする同国各州首相から成る代表団をはじめ諸外国からのゲストを歓迎した。
冒頭の全体会議「国際」では、豪州の各州首相と米国のカジノシークレット 出金遅いがお互いの抱える問題などについて、国境を越え州レベルで活発な意見交換を行った。休憩を挟み第2全体会議「食料・農業の将来」に戻ると、カジノシークレット 出金遅い席にも聴衆席にも空席が多いことが気になった。
ところが、第3全体会議「オピオイド(麻薬性鎮痛剤)クライシス」になると、続々とカジノシークレット 出金遅いも聴衆も集まり、問題の深刻さ、関心の高さに驚いた。同協会の常設委員会の1つである保健・社会福祉委員会のチャーリー・ベーカー委員長(マサチューセッツ州カジノシークレット 出金遅い)の議事のもと、ケイト・ブラウン副委員長(オレゴン州カジノシークレット 出金遅い)がプレゼンテーションを行い、続いて、マット・ベビン・ケンタッキー州カジノシークレット 出金遅い、ロイ・クーパー・ノースカロライナ州カジノシークレット 出金遅い、ビル・ウォーカー・アラスカ州カジノシークレット 出金遅い、ダグ・バーガム・ノースダコタ州カジノシークレット 出金遅いらが、各州におけるオピオイドの過剰摂取による死者数、遺族の悲劇などについて発言し、解決に向けた政府、病院、患者の対応の重要性を指摘した。
2日目には、「イノベーション」「経済開発」「退役軍人」「職業教育」に関する全体会議が開かれ、活発な議論が続けられた。
今回の会合に際し経団連では、USCIB(米国国際ビジネス協議会)と連名で、NAFTAの重要性を訴えるレターを作成し、全州カジノシークレット 出金遅いに送付した。あわせて、開幕前夜にメキシコ文化会館で開催された夕食会において、フィル・マーフィー・ニュージャージー州カジノシークレット 出金遅い、ゲリー・ハーバート・ユタ州カジノシークレット 出金遅い、冬季会合会場にて議長のサンドバル・ネバダ州カジノシークレット 出金遅いはじめ19名のカジノシークレット 出金遅いに直接訴えた。会合の合間やレセプションのさなかにもかかわらず、どのカジノシークレット 出金遅いも話を熱心に聞いてくださり、「I'm OK(支持する)」「大統領に伝える」という発言があった。
さらに、25日午前にはフィル・ブライアント・ミシシッピ州カジノシークレット 出金遅いが個別会合に応じてくださったため、住友商事、トヨタ自動車、日立製作所の関係者の参加も得て、ホテル内で懇談した。同日夕刻には、エスター・リー・バージニア州商務貿易長官とも同様の会合を持った。
今回の議論や働きかけを通じて、米国の州カジノシークレット 出金遅いが大きな権限と責任を持っていること、それゆえに、われわれの話にも耳を傾け、現場の課題に真摯に取り組んでいることを再認識した。
(米国事務所長 山越厚志)