経団連の吉田晴乃審議員会副議長・女性の活躍推進委員長、柄澤康喜同委員長は12月19日、野田聖子女性活躍担当大臣を訪問し、12日に公表した「女性活躍の次なるステージに向けた提言~攻めのウーマノミクスで未来を切り拓く」を建議し、「女性の活躍推進による成果・ビジネスインパクトの先進事例集」とともに手交した。
今回の提言ならびに先進事例集は、経済成長に向けた女性活躍、いわゆる「ウーマノミクス」の意義を再確認したうえで、これまでの成果を具体的なデータに基づき整理し、女性の活躍推進のモメンタムをさらに加速すべく取りまとめられたもの。
冒頭、吉田委員長は、提言の内容を説明するとともに、女性たちの収入の増加により個人消費が拡大し、世界各国において「女性市場」という新たなマーケットが生み出されることへの期待を表明。また柄澤委員長は、女性の活躍推進において、明確な目標に向け努力することの重要性を述べた。
これに対し野田大臣からは、「素晴らしい内容であり、経済界の取り組みをバックアップしていきたい。いろいろなアイデアをいただきたい」との発言があった。
【政治・社会本部】