経団連のヨーロッパ地域委員会(佐藤義雄委員長、石塚博昭委員長)では、石塚委員長が2月28日、シヒュフリート・ブラッケベルギー下院議長/白日友好議員連盟カジノシークレット 初回登録と、佐藤委員長が3月28日、エリザベト・シュナイダー=シュナイター・スイス日本友好議員連盟カジノシークレット 初回登録と、東京・大手町の経団連会館でそれぞれ懇談し、英国のEU離脱問題(ブレグジット)への対応や、経済情勢、ビジネス環境などについて聞いた。
ブラッケ議長は、日本とベルギーは昨年友好150周年を迎え、長年にわたり良好なビジネス関係を構築しているとしたうえで、次の新たな150年に向け、日EU・EPA交渉を加速し、早期大枠合意を実現することが不可欠であると述べた。
英国のEU離脱問題については、不透明な状況ではあるが、EUは冷静さを保ち、ブレグジット交渉が英国への罰則とならないようにすべきだとの見解を示した。EU諸国でポピュリズム政党が勢力を拡大していることについては、今や世界はグローバル化しており、グローバル化以前の古い世界に戻ることはできず、保護主義は現在の世界が直面する問題の解決策にはならないとしたうえで、ベルギーと日本はともにグローバル化、自由貿易の道を、国民の声を踏まえて適宜修正もしつつ、進んでいく必要があると述べた。
スイスのシュナイダー=シュナイターカジノシークレット 初回登録は、ブレグジットを懸念しているとコメント。スイスにとってEUは最大の輸出市場だが、独立性や自主性への影響はできるだけ避けたいとの考えから、EUとは自由貿易協定(FTA)をはじめ数々の二国間協定を締結していると説明した。
また、優秀な労働力の確保はスイス経済にとって不可欠であるものの、国民の間で移民への不安が高まっていることも事実であり、人の移動の自由に関し政治家は難しい対応を迫られていることから、英国とEUが人の移動の自由に関し、今後どのような解決策を見いだしていくのか注目していると述べた。さらに、英国の離脱後も、残りの加盟国にとってEUが魅力的であり続けるためには、例えば人の移動の自由に関し、加盟国の自主的な判断を可能とするなど、EUの改革が必要だとの見解を示した。
【国際経済本部】