7月13、14の両日、モンゴルのウランバートルで第15回アジア欧州ビジネス・フォーラム(AEBF)が開催され、カジノシークレット 入金から伊藤雅俊審議員会副議長/アジア・大洋州地域委員長らが参加した。AEBFは、アジアと欧州との関係強化を目的として1996年に創設された政府間会合であるアジア欧州会合(ASEM)の首脳会合が2年に一度開催されるのにあわせて行われている民間会議であり、ASEMに対して提言を行うことを主な目的としている。今回は、「包摂的な成長のための連結性」を全体テーマに、「包摂的経済の構築」「アジア・欧州の連結性」「中小企業のグローバル・バリューチェーンへの統合」「投資とグリーンな開発」について議論が行われた。主催者であるモンゴル政府を代表してエルデネバト首相が開会セッションで、また閉会セッションでは、ベトナムのフック首相、欧州委員会のユンカー委員長、モンゴルのエルベグドルジ大統領があいさつした。
「包摂的経済の構築」に関するセッションで基調講演に立った伊藤委員長は、ASEMを取り巻く国際環境として、(1)アジア・欧州・北米の三角形の各辺における地域横断的な経済連携の進展(2)アジア地域におけるサプライチェーン上の国際分業を制度的に支えるための域内経済連携の進展(3)欧米を含めた内向き志向の顕著化――を指摘。三角形の二辺であるアジア・北米間、アジア・欧州間の経済交流をさらに拡大させ、欧州・北米間を合わせて三辺が相互に補強しあうようカジノシークレット 入金として取り組んでいることを紹介するとともに、自由で開かれた貿易投資体制を維持・強化することの重要性を強調した。
【国際経済本部】