aカジノシークレット、aカジノシークレット事業サービス主催、経営法曹会議協賛による「第110回aカジノシークレット労働法フォーラム」が10、11の両日、都内で開催された。全国の企業・団体から153名、経営法曹会議所属弁護士182名の計335名が参加した。
同フォーラムは、企業が直面する労働法上の課題を取り上げ、経営法曹会議所属の弁護士が一堂に会して裁判例をもとに検討を行い、企業実務における対応策を提示するもの。今回はメンタルヘルス不調者への対応や多様な従業員の雇用管理をめぐる対応について、報告および討論が行われた。
1日目の午前中は、増田陳彦弁護士が「メンタルヘルス不調者をめぐる法的留意点」について報告。メンタルヘルス不調者の増加が顕著となるなか、その対応によっては企業の安全配慮義務違反が問われるとして、症状や段階に応じた現場の対応のあり方を説明した。
2日目の午前中には、伊藤隆史弁護士が「多様な従業員をめぐる法的留意点」と題し、(1)有期契約労働者の雇止めと解雇権濫用法理の類推適用(2)適正な派遣・請負(3)障害者雇用における合理的配慮の提供義務――などについて詳細に報告した。
また、両日とも、午後には参加者から寄せられた個別具体の質問に対し、報告を行った増田、伊藤両弁護士を含む同フォーラム参加の弁護士が登壇、それぞれ対応策や見解を示し、討論を行うなど多角的な検討が行われた。
(弁護士報告の概要は次号に掲載予定)
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